一般のドライヤーよりも温度が低い60度の温風で髪を乾かすから、
髪へのダメージが少ない!
こんなキャッチフレーズで、今、ダメージヘアに悩み女性の間で徐々に口コミが広がりつつあるドライヤーがあります。
『低温トリートメントドライヤー』
この名前は、一見、商品の種類のようですが、れっきとした商品名。
「今時こんな商品名があるのか!?」というネーミングですね。笑
先日、この低温ドライヤーを思い切って買ってみたわけですが、使っていると他の口コミサイトなどでは書かれていないメリットやデメリットがありましたので、自分が感じたレビューをまとめてみました。
- 髪の毛が痛まないってホント?
- 髪の毛が長いけど低温ドライヤーでも乾くの?
- 家電メーカーのドライヤーを買おうか迷っているけどどっちがいいかな?
低温ドライヤーの購入を検討されている方の参考になれれば幸いです。
低温ドライヤーのメリット
①60度温風の魅力
ドライヤーの目的は『髪を乾かすこと』であり、それ以上でもそれ以下でもありません。しかし、ドライヤーで髪を乾かしていると、その温風で髪が傷むことはご存知でしょうか。
一般的なドライヤーの温風は、JIS(日本工業規格)の規格によって、吹き出し口から3センチのところで140度以下になるよう定められています。
では、ドライヤーの温風が髪の毛に到達するとき、どれぐらいの温度になっているのでしょうか。
実際の温度は、各ドライヤーごとに若干の差はあるでしょうが、一般的にはなんと『120度』と言われているのです。
120度といえば、完全にやけどする熱さ。しかし、髪の毛には神経が通っていないため、高温の風で髪の毛が火傷しても全く気づかないのです。
髪の毛は高温の風で火傷すると、どんなに頑張っても元の状態に戻ることはありません。髪の毛を切り、新しい髪が生えてくる以外方法はないのです。
つまり、家電メーカーの一般的なドライヤーを使っている限り、常に髪の毛が火傷状態であり、本来のツヤやコシが失われているということなのです。
このやけど状態を解消してくれるが低温ドライヤーというわけなのです。
このドライヤーは、一般的なドライヤーの約半分の温度である60度の温度で髪の毛を乾かしてくれるのです。髪の毛が火傷する温度は70度以上と言われていますが、それよりも低い温度の温風で髪の毛を乾かしてくれるので、髪の毛の火傷の心配がありません。
では、実際に使ってみた感想
低温ドライヤーを使った後の髪は、劇的な違いはないものの、指通りの滑らかさに若干の改善が見られました。すでに火傷によって傷んでしまっている髪が全て生まれ変わった後なら、もう少し違いを実感できるはず!
1回・2回使ったぐらいでは大した変化はありませんが、長期的に使い続けると髪本来の質になっていくでしょう。
自分の本来の髪質に出会えるのが楽しみです。
②乾きやすい
これは本当に意外だったのですが、低温の温風なのに、これまでのドライヤーよりも乾きやすく感じました!
商品に同封されている紹介用パンフレットにも『低温なのにスピード乾燥!』という売り文句が記載されていますが、これは本当でした。
高温ドライヤーは、その温風を1点に当てすぎると頭が熱くなるので、ドライヤー本体をフリフリ揺すらなければいけません。そうすると、髪を乾かすための風が逃げてしまい、効率的に乾かすことができなくなるようです。
しかし、低温ドライヤーは1点が高温になる心配がないため、ある程度固定しながらその結果髪の毛全体に均等に温風が広がる仕組みで、効率的に風があたり、これによってスピーディーに髪の毛が乾くようです。
「60度なのに乾くの?」
購入前はこんな心配をしていましたが、その点は全く心配無用。大事なのは温度ではなく風のようです。
(60度といっても、触ってみると結構熱いですよ。)
③軽い
低温ドライヤーはとにかく軽い!
これは一般のドライヤーと劇的に違うところでしょう!
男性ならあまり気にならないドライヤーの重さも、長時間使う女性にとっては、ドライヤーの重さは非常に重要なポイントです。
「疲れたから逆の手に持ち替えて・・・」
なんてことは必要なくなりますよ。
④丈夫(故障がなさそう)
これはあくまでも予想ですが、本体の頑丈性をメリットにあげました。
下の写真をご覧ください。
通常、一般的なドライヤーは風が出てくる本体と、取っ手の部分が折りたたみ式になっています。これはコンパクト性を重視しているデザインなのですが、この低温ドライヤーは折りたためません!
折りたためない構造のドライヤーはつなぎ目がないため、本体の強度がまし、非常に壊れにくいのです。
ここで、ちょっと『美容院のドライヤー』を思い出してみてください。
おそらく、あなたがいつも行っている美容院のドライヤーは折りたたみ式ではなく、取っ手が固定されているタイプのドライヤーでしょう!
使用頻度が非常に高い美容院のドライヤーに折りたたみ式を使うと、すぐに壊れてしまうのです。
わたしも、自分では初めて取っ手が固定タイプのドライヤーを使いましたが、一体感があって非常に使いやすいですよ。
⑤音が静か
低温ドライヤーは、一般的なドライヤーと比較すると『音が静か』です。
劇的な音量の違いはないものの、浴室で使用していると、その違いは実感できるでしょう。
参考に、低温ドライヤーとこれまで使用していたドライヤーとを比較した動画をアップしますので、音量の違いを確認してみてください。
⑥価格
予想以上だったのは本体価格。
低温ドライヤーの価格は12800円です。
シャープやPanasonicといった有名家電メーカーの高機能ドライヤーよりも値段が安いのです。
この価格設定について自分なりに分析すると、
- 余計な機能がついていない
- 折りたたみ式ではないため余計な部品が不要
- シンプルな構造
こういったコスト削減によって商品価格が低いのではないかと思っています。
ただ、『余計な機能がない』といっても、マイナスイオンが放出されて髪をいたわってくれるし、低温のため髪の毛が火傷する心配もありません。
つまり、『ドライヤーとして求められる機能が備わっている』ということなのです。
これで12800円はかなりコストパフォーマンスが高い商品と言えるでしょう。
商品を買って、アンケートに答えたら2000円引きになりましたので、結果的には10800円で購入できたことに!
このキャンペーンは期間限定ですが、利用できればかなりお得ですね。
以上の項目が、わたしが実際に使って感じたメリットです。
では、続いてデメリットの紹介です。
デメリット
①収納に困る
これは先ほどメリットに記載した『折りたためないので丈夫』という意見の反対ですが、折りたためない事のデメリットもあるということ。
我が家はマンション暮らしで、ドライヤーは鏡面の裏側に収納しています。
折りたたみ式のドライヤーを使っていた時は、収納上の注意点など全くなかったのですが、低温ドライヤーになってからはコンパクトにならないため、収納するにも工夫が必要になりました。もちろん、収納できないということではありませんが、少しだけ『丁寧になおす必要がある』というぐらいですね。
丈夫であるメリットの方が上回りますが、折りたためない事によるデメリットもありました。
②デザイン(色)が選べない
この低温ドライヤーは一つのデザイン(色)しかありません。
- かわいい色のドライヤーが欲しい!
- スタイリッシュなデザインがいい!
というニーズにはマッチしていないかもしれませんね。
個人的には、このシンプルなデザインのドライヤーは悪くはありません。丸っこいフォルムもいい感じでわたしは好きです。
まぁ、こればかりは個人の好みによりますね。
まとめ
低温ドライヤーを使い続けて、髪の痛みがましになってきました。
- ツヤ
- 指通り
- パサパサ感
これは髪の火傷を防いでくれる事とマイナスイオンの効果によるものかもしれません。
しかし、今の所はまだまだ序章。
一般のドライヤーとの違いが明らかになってくるのは、もう少し使い続けてからになるような気がします。
ただ、現時点で言えることは、
「もう少し早く買っておけばよかった・・・」
個人的には今年大ヒットの商品です。
まとまらない髪の毛のパサつきや痛みに悩んでいる女性のみなさま!
2万円ぐらいする高性能ドライヤーを買うなら、低温ドライヤーをお勧めしますよ。
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