全世界に驚愕のニュースが走りました。
iCloudがハッキングされた!
今は、世界中のデータサーバへのハッキングは日常茶飯事となっていますが、今回の事件が注目された理由は2つあります。
1つ目は、ウィルスやデータ被害が比較的少ないと言われていたApple社製品にハッキング被害があった事。
もう1つは、被害を受けたのは海外の有名な女優で、そのプライベート写真がネット上に拡散された事。
世界中に自分の裸の写真が公開されるなんて、想像しただけでもぞっとします。
まぁ、「自分の裸の写真を撮影し、クラウド上にデータを保存した女優の行動」にも疑問点は残りますが、、、
いずれにしても、今回の事件で、iPhoneユーザー&Macユーザーは、今一度自分のセキュリティレベルをチェックする必要が出来たわけです。
AppleIDのセキュリティレベルをあげる2つの方法
今回の事件でAppleは、
iCloud®やFind my iPhoneを含むAppleのシステムに欠陥があったことから発生したものではありませんでした。
と発表しています。
Apple (日本) – Apple Press Info – 著名人の写真に関する調査状況の報告
つまり、iCloudやiPhoneのセキュリティに脆弱性は無いと結論付けたのです。
という事は、ハッキングされたのは個人のセキュリティレベルが甘かったという事に。
AppleIDが何らかの形で特定され、
パスワードが推測されやすいものや、
他のアカウントサービスと同じパスワードを使い回していた場合、
私たちも同じような被害を受ける可能性が高くなります。
そこで、AppleIDのハッキング被害を未然に防ぐために行っておきたい2つの方法を紹介します。

By: Sam Churchill
①パスワードの複雑化
これは言わずもがな当然の事ですよね。
他のアカウントサービスの使い回しは厳禁。
さらには、IDから連想されるようなパスワードも避けた方が良いでしょう。
数字と英数字の混合は必須ですが、大文字小文字の混在や記号などを入れると、よりセキュリティレベルは上がるでしょう。
パスワードの管理が煩わしいという方は、1Passwordなどのアプリを利用して管理しましょう!
②2ステップ確認を有効にする
Googleアカウントなど、他のサービスと同様、AppleIDにも二段階認証があります。
AppleIDは2ステップ確認というサービスで、アカウントにログインする際に、予め登録している携帯電話に配信される4桁のセキュリティーを入力する必要があるサービス。
詳しくはこちらのApple公式サイトをご覧下さい。
設定は、少し面倒ですが、これをオンにしておけば、かなりセキュリティレベルは上がります。
iPhoneでGoogleのサービスを利用している方は、GoogleとAppleの二段階認証は必須と言えるでしょう!
まとめ
先日、私はLINEの乗っ取りにあい、セキュリティレベルの重要性について考えさせられました。
自分は大丈夫だろう!
という慢心が、乗っ取り被害に繋がったと思います。
被害は大きかったものの、それでもLINEという限られたサービスだけの被害だけだったので、まだマシでした。
しかし、これがAppleやGoogleといったメジャーなサービスを利用していて、そのアカウントがハッキングされると、かなりヤバい事になっていたでしょう!
みなさまも、今一度ご自身のセキュリティレベルを見直してみてはいかがでしょうか?
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